英語を勉強してない人でも「oh my god!(オーマイゴッド)」という言葉は聞いたことありますよね。
「oh my god!」はネイティブが驚いた時に使う感情表現として有名な言葉なので......。
普段、勉強をしてない人は使える語彙が少なく、その場しのぎで「oh my god」を使いがちですよね。
頑張って英会話に挑戦してるという点では間違いないんですが、英語圏の文化に触れてない人が安易に使うと後悔する可能性があります。
今回は「oh my god」の意味と使い方、日本人が安易に使ってはいけない理由を紹介します。
「oh my god!(オーマイゴッド)」の意味と使い方
「oh my god!」の意味は「なんてこった!」になります。
直訳すると「あぁ、私の神よ」になりますが驚きや衝撃、怒りなどを表す感情表現として使うことができる言葉です。
「oh my god!」の例文をいくつか紹介します。
oh my godの例文
- Oh my god, the store will be closed in 10 minutes!:なんてこった!あと10分でお店が閉まっちゃう。
- Oh, my god, like a beautiful long hair.:なってこった!とても綺麗なロングヘアーだね。
↑の例文のように言葉を返す前のリアクションとして使うことが出来ます。
最近の若者が使う日本語だと「ヤバい!」に似ていますね。
oh my god!の発音と読み方
日本では「oh my god!」のことをカタカナ表記で「オーマイゴッド」と発音しますよね。
ただ、発音記号を見るとカタカナ表記も少し変わってくるので紹介します。
発音記号 | カタカナ表記 |
oh→óu | オゥ |
my→mái | マァイ |
god→gɑ'd | gɔ'd | ガァドゥ | ゴォドゥ |
↑のように発音記号は「óu・mái・gɑ'd | gɔ'd」でカタカナ表記だと「オゥ・マァイ・ガァドゥ | ゴォドゥ」になります。
発音記号は独学で発音を勉強する際に役立ちますので覚えておいて損はないですね。
「oh my god!」を日本人が使ってはいけない理由
「oh my god!」は日本人でもよく耳にする言葉ですよね。
ただ、日本人が安易に使ってはいけない言葉なんです。
なぜ、使ってはいけないんでしょうか?
使ってはいけない理由として英語圏の文化であるクリスチャンが関わってきます。
クリスチャンとはキリスト教徒のことなんですが「god=神」を意味します。
つまり、「god」はキリストの神を意味するのでキリスト教徒ではない日本人が使うと不快に感じる人がいるからです。
私はクリスチャンではないので、Godを使った文章を使うのは正直ちょっと抵抗があります。
(未だにOh my god.も言いません。)でも、覚えておいて損はないのが、
I swear to god.
神に誓います。という表現。
前や後に続く話が嘘ではなく本当だったり、心からそう思っていることを意味します。
— 使える英語の達人 (@usefuleigo) May 9, 2019
他にも似たような意味を持つ表現に、
- jesus(神)
- Loud!(神)
- Heavens!(天使)
- holy shit!(聖なる)
↑のような言葉があります。
全てクリスチャンにとって神聖なものが含まれていますよね。
「クリスチャンではない日本人は使用を控えるべき」という点を覚えておくと会話がスムーズに進みます。
【使用してもOK!!】「oh my god!」の類語について
「oh my god!」はクリスチャンではない日本人は使うべきではないということを紹介しました。
ただ、「oh my god!」と似たような意味を持つ類語なら日本人が使っても大丈夫です。
日本人が使ってもネイティブが不快に感じない類似表現を2つほど紹介します。
oh my gosh!
「oh my god!」を言い換えた表現の定番として使われるのが「oh my gosh!」です。
「god」を「gosh」に変えることでクリスチャンが聞いても不快に感じない言葉になります。
「oh my god!」を言い換えた言葉と言えばと聞かれたら間違いなく「oh my gosh」なので安心して使用してくださいね。
oh my goodness!
「oh my gosh!」と同じように言い換え語として使われるのが「oh my goodness」です。
「goodness」は直訳すると「良いこと」になりますが、驚きや怒りを表す感情表現としても使えるんです。
「goodness」を辞書で調べてみると「god」の変わりに驚きや怒りを表すと表記されているので日本人が使っても大丈夫です。
最近は、Oh,my God.を聞かなくなりました。代わりに
Oh,my gosh.
Oh,my goodness.をよく聞きます。みだりに神の名を人前で呼ぶのはやめようって風潮のよう。goshもgoodnessも特に意味はなく、響きが似ているかららしいです。
— 薬剤師のための英会話 (@yaku_english) May 18, 2019
最近では「god」を気軽に使うべきではないという風潮が高まってきています。
言い換え語として「oh my gosh!」と「oh my goodness!」があるというのを覚えておきましょう。
「oh my god!」を省略した「OMG」とは?
「oh my god!」を省略した言葉に「OMG」というのがあります。
「oh my god!」の頭文字を取って「OMG」という言葉が出来たんですね。
実はネイティブはメッセージで「oh my god!」を打つのに時間がかかるので文字数を節約するために「OMG」を入力します。
実際に私も「oh my god!」の記事を書いてみて毎回打つのに時間がかかると感じました。
また、「oh my gosh!」も「oh my goodness」も全て頭文字が「OMG」なので日本人でも使用可能です。
メッセージで驚きや怒りを表現する時は「OMG」を使えるというのを覚えておくと効率よく文字数を節約できるんですね。
OMG (Oh my god)
「なんてこった!」という意味のOh my godも友達とのやり取りの中でよく使われます。godの代わりにgosh や goodnessを使うとより丁寧です。また宗教上の理由でgodを使うのを避ける人もいます。
— 画像で英会話を教える帰国子女Bot (@aussieenglish12) May 22, 2019
OMGについての詳しい解説はこちらをご覧ください。
OMGの解説記事
oh my god!の意味と使い方まとめ
- 「oh my god!」の意味は「なんてこった!」
- 直訳すると「あぁ、私の神よ」
- 驚きや衝撃、怒りなどを表す感情表現として使う
- 最近の若者が使う日本語だと「ヤバい!」に似ている
- 発音記号は「óu・mái・gɑ'd | gɔ'd」になる
- カタカナ表記だと「オゥ・マァイ・ガァドゥ | ゴォドゥ」になる
- 「god」は神を意味するのでキリスト教徒ではない日本人は使うべきではない
- 「oh my god!」言い換え語「oh my gosh!」と「oh my goodness!」が最適
- 「oh my god!」を省略した言葉に「OMG」というのがある
- 「OMG」は「oh my gosh!」と「oh my goodness!」の省略形としても使える