what' up(ワッツアップ)の意味とは？使い方と返事の返し方を紹介

「what's up?：ワッツアップ」とは洋画のセリフや洋楽の歌詞によく出てくる言葉です。

ネイティブが挨拶する時によく使う教科書に載っていない若者言葉(スラング)です。

もし、「what's up?」と挨拶されたらなんて返せばいいんでしょうか？どういった場面で使えるんでしょうか？

今回は「what's up?：ワッツアップの意味と使い方について紹介します。

スラング英語「what's up?：ワッツアップ」の意味と使い方

「what's up?　意味」をインターネットで検索するといろんな意味や使い方を紹介している翻訳サイトが出てきます。

ただ、いろんなネイティブと会話した経験がある私からすると挨拶以外で使っているのを見たことがないのが実情です。

使い方がややこしいフレーズだと思ってる人もいるかもしれませんが、

what's up?の意味は友人に挨拶する時に使う言葉として覚えておいてくださいね。

仲のいい友達に使える「How are you?」という認識が正解です。

私がwhat's up?を挨拶として使う場面を仲のいい友人に限定しているのには理由があります。

実は大人の人はwhat's up?を使って挨拶することはあまりありません。

主に学生ぐらいの若者が友人と会った時に「よ！」と言う感じで使っています。

海外に行った時にホテルのフロントやホームステイ先の人に向かって「what's up?」は使わないようにしましょう。

what's upの返事と返し方

「what's up?」と言われたら何て返事をすればいんでしょうか？

意味は「よ！」に近い感じって言われると逆に悩んでしまいますよね。

↑のような返事が正解です。

ネイティブがwhat's up?って挨拶する時って何も考えずに発言してることが多いです。

上司や先輩に会ったら反射的に「おはようございます」と挨拶するぐらいの感覚で言っています。

ですので、何も考えずに反射的に発言できる返事を決めておくとスムーズに会話することができるんですね。

初対面の人に「what's up?」と言われた時の返事は？

what's up?は友人に挨拶する時に使うのが一般的ですが初対面の人から言われる時もあります。

アメリカに滞在しているとすれ違った人にwhat's up?と言われることも.....。

いきなり知らない人に話しかるなんて日本ではあり得ない話ですよね。

急にwhat's up?と言われたらどう返したらいいのか考えてしまう人も多いですよね。

初対面の人にwhat's up?と言われたら友人の時と同じ返し方で大丈夫です。

what's upの返し方が合ってるか不安な時の対処法

what's up?と言われたら↑で紹介した返し方をすれば間違いではありません。

ただ、ネイティブは本当に紹介した通りの返し方をするのか不安に思ってる方もいますよね。

返し方が合ってるか不安な方は先にwhat's up?と言って挨拶すると解決できます。

先に挨拶することでネイティブの返し方も学べますし積極的に話しかけることで英語力は上がります。

自発的に学びにいくことが英会話の習得では重要になってきますからね。

what's up guys?の意味と使い方

what's up?は特定の人に挨拶する時に使う言葉なので多数の人に向かってwhat's up?と言うと誰に言ってるのかわからなくなります。

ですので、部活のミーティングのようなみんなの前で話す時はwhat's up guys?を使いましょう。

ただ、先輩や上司も混ざってるような状況でwhat's up guys?を使うと怒られる可能性があります。

イチローもオバマ大統領に向かってwhat's up?と言えなかったのと同じです。

チームメイトのような関係の仲間に向かってwhat's up guys?は使いましょう。

what's upとhow are youの違いは？

what's up?はHow are you?と似たようなニュアンスの言葉です。

ですので、意味はどちらも同じ挨拶する時に使う言葉になってます。

ただ、少しだけ違いがあるんです。

実はHow are you?のほうが回答を求めてる度合いが高いということです。

what's up?は↑でも説明しましたが「よ！」に近い感じで使ってるので返答はあまり期待していません。

ですので、返事の回答も曖昧で答えはないんです。

How are you？は挨拶でも使いますが「調子どう？」という意味も込められています。

↑のように調子についての返答もするのが正解です。

また、what's up?はHow are you?に比べてカジュアルな言い方という違いもあるんですね。

メジャリーガーのイチローがオバマ大統領にwhat's upはさすがに言えなかったという有名なエピソードがあります。

大統領に向かってwhat's upというカジュアルな言い方はできないことがわかる良い事例ですね。

what's up?とwhat's wrong?の違いは？

How are youと同様によく質問されるのがwhat's upとwhat's wrongとの違いについてです。

友人に会った際にいつも通りwhat's upで挨拶してくると思っていたらwhat's wrong?と言われたら返答に困りますからね。

what's wrong?は「どうしたの？」と聞く時に使う質問なんです。

挨拶に使うwhat's up?と比べて心配も込められた意味で聞かれていることになります。

相手の顔色が悪かったり明らかに体調が悪そうな時に使うんですね。

ですので、いつも挨拶でwhat's wrong?を使うのは不適切なので相手の体調や機嫌が優れないように見えた時に使いましょう。

what's upの省略形「sup」とは？

what's up?はアメリカに行けば必ず聞けるほどたくさんの人が使ってる言葉です。

ただ、最近ではwhat's up?を省略して「sup?」と言う人も見かけることができます。

特にSNSなどのメッセージを使ってやりとりする時に文字数を節約するために「sup?」を使っています。

実際にwhat's upの記事を書いていて、毎回「what's up」って打つのに時間がかかって面倒なのでネイティブが「sup?」と省略したくなる気持ちも理解できます。

当サイトでは「sup?」について詳しく解説してるので知りたい方はご覧ください。

what's up(ワッツアップ)の意味と使い方まとめ

what's up?はアメリカにいれば必ず聞くことができる言葉です。

あまり返答を期待してる言葉ではないので反射的に発言できる返事を用意しておくと会話がスムーズに進みます。

適切な回答が知りたい時は先にwhat's up?と挨拶すれば解決できます。

ミスを恐れずに自発的に発言して英会話を習得していきましょう。