私は中学校の時に英会話講師に向かって「thanks!:サンクス」と言ったらグラウンドを走らされた経験があります。
当時は腑に落ちない態度で走りましたが今になってミスを犯してることに気づきました。
なぜ、「thanks!サンクス」と言って走らされたんでしょうか?
今回はthanksとthank youの意味や使い方の違いについて紹介します。
そもそもthankの意味は?
thanks!とthank youの違いを知るために「thank」を意味から知ることが重要ですので解説していきます。
thankの動詞の意味
thankは「感謝する」「礼を言う」という意味があり、
「thank+人+for」というように「〜に対して感謝する」「人に感謝する」という使い方をします。
動詞の「thank」は他動詞に分類されるので目的語が必要です。
人や物などの目的語に対して感謝するという使い方が一般的なんですね。
他動詞だから直後に目的語をとるのがthank you forとの使い方の違い、としか覚えてないわ。
— Tak Melancho (@Melancho_) 2015年8月25日
動詞のthankを使った例文
- Thank you for advice:アドバイスをありがとう
- I thanked yuta for teaching:私はゆうたに教えてくれてありがとうと言った
主に「thank you for〜」と使うことが多いです。
thankの名詞の意味
thankは動詞だけでなく名詞としても使えます。
「感謝、感謝の思い、お礼」といった意味があります。
「thanks a lot:いつもありがとう」という使い方をします。
実は「thanks」という言葉は「thank」の複数系なんです。
thanks!(サンクス)とthank you(サンキュー)の違いは?
本題のthanksとthank youは↑で紹介したような動詞と名詞としての違いがあります。
他にも、
- フレンドリーな言い方なのか?
- 丁寧な言い方なのかの?
の違いもあります。
thanks!は仲のいい友達に感謝する時に使うようなフレンドリーな言い方です。
一方で、thank youは丁寧な言い方なので仲のいい友達だけでなく、同僚や後輩に対しても使うことができます。
私が中学校の時、英会話講師にthanks!と言ってグランドを走らされたのは目上の人に言ったからなんですね。
私のようにグランドを走らされたくない人は目上の人に向かってthanksと言うのではなく、「thank you」と言いましょう。
「thank you very much」と「thank you so much」について
「thank you」よりもて丁寧な言い方に、
- thank you very much
- thank you so much
という言葉があります。
「so」と「very」には言葉を強調する意味があるので訳すと、
- 本当にありがとうございます
- 誠にありがとうございます
になります。
appreciateの意味
他にも、ありがとうを意味する言葉に「appreciate」というのがあります。
「appreciate」はビジネスシーンでよく使う言葉です。
「I appreciate it:感謝します」というように使います。
〜いろいろなありがとう〜
Thanks. Thank you. Thanks a lot. ありがとう
Thank you very much. Thank you so much. どうも、ありがとう
I appreciate it 感謝しています— 今日からの英会話 (@eikaiwa1111) 2019年2月25日
thanksの省略形thx
thanksの省略形に「thx」「tks」「txs」という言葉があります。
SMS(ショートメール)やTwitterには文字数制限がありますよね。
そこで、文字数を節約するために出来たのが「thx」という省略形です。
thxは今でも使われる言葉でインスタでもよく見かけます。
詳しい解説はこちらをご覧ください。
thanks!(サンクス)とthank youの違いまとめ
- thanks!は名詞のthankに複数形のsをつけた言葉
- thanksは目上の人に使うべきではない
- thank youはthanksを丁寧にした言い方
- さらに丁寧にすると「thank you very much」「thank you so much」