Duolingoは世界で一番ダウンロードされてる言語学習アプリです。
現在、登録者は1億2000万人を越えていて、英語以外にも30以上の言語学習に対応しています。
ただ、Duolingoを実際に使ってみると「デメリットもあるな〜」と実感しました。
世界で1番利用者の多い「Duolingo」は日本人が英語を学ぶのに適しているんでしょうか?
今回は「Duolingo」の使い方と機能について紹介していきます。
Duolingo特徴と開発者について
Duolingoの運営会社と開発者について紹介していきます。
本社 ピッツバーグ 事業内容 eラーニング、翻訳、クラウドソーシング、資格 CEO ルイス・フォン・アン 公式サイト www .duolingo .com
Duolingoはアメリカに本社を構える企業が運営しています。
開発者であるCEOのルイス・フォン・アンは、
- テクノロジーにおける最も影響力のある50名
- ビジネス界の最もクリエイティブな100名
- ポピュラーサイエンス誌の10名の秀才
- 科学における最優秀頭脳50名
などの数々の賞や功績を持っている偉人です。
特徴についてですが、
Duolingoの特徴
- 英語の読む、聴く、話すを全て学べる
- 連続目標達成日数が表示される
- 正解・不正解はレッスン中にその場で評価する
- 不正解になるとライフが減るシステムで緊張感のレッスンができる
- パソコン、スマホ、タブレットの全てで学べる
- 34時間勉強すると大学一期で学べる授業量に匹敵する
- 正解中の利用者から学習データを集めて日々改良を重ねている
いつでもどこでも学べるのがDuolingoが人気の理由です。
実際にインストールしたので使い方について紹介していきます。
Duolingoの使い方
まずはスマホでアプリをインストールします。
Duolingoはスマホアプリとしての認知度は高くあまり知られていないんですが、実はパソコンで使えるweb版も提供しています。
自宅でゆっくり大きい画面で英語学習したい方はパソコンで受けてみるのもいいですね。
まずは「学習を始める」をタップして学習を開始します。
すでにアカウントをお持ちの方は「アカウント登録済み」をタップしてアカウント情報を入力しましょう。
学習するコース(言語)が選択できるので今回は英語学習についての紹介なので英語を選択します。
ちなみに、英語以外にもスペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語などの32言語を学ぶことができます。
↑のように学習時間の目標を決めることができます。
今回はレビューのためにインストールしたので「普通」を選択。
Duolingoで学べる機能と効果について
↑のようにDuolingoでは基本1から学習を始めることができます。
学習が終われば合格の印としてアイコンに色がつくようになってます。
内容が簡単だと感じた場合は「まとめて飛び級テスト」を選択して全問正解すれば一気に昇進します。
Duolingoでは、
- リーディング
- リスニング
- スピーキング
- 翻訳問題
↑の4つ機能を使って学ぶことができます。
機能についてそれぞれ別で紹介していきます。
リーディング
Duolingoでは英文と文字を読み取って適切な和訳にする形式でリーディングが学べます。
問題の下に選択式の語句が表示されるので適切な語句を選びましょう。
英語力というよりかはboyは少年か?男性か?みたいなをひっかけ問題が多く出てきます。
正解した時は「続ける」をタップすれば次の問題に移ります。
間違えると画面下に回答が表示されるようになっています。
問題は簡単なんですが実際にやってみると語尾に「です」を入れ忘れてしまったり、油断して間違えてしまうことがありました。
また、問題の回答を間違えると画面右上に表示されている「ライフ」が減る仕組みになっています。
ライフがゼロになると問題を最初からやり直しになるので、ライフを減らさないようにゲーム感覚で楽しく学べます。
スピーキング
Duolingoでは音声と文字を読み取ってからマイクに向かって発音する形式でスピーキングが学べます。
電車などの周りに人がいるような状況の場合は「スピーキングは飛ばす」をタップすれば問題をスキップすることができます。
↑の真ん中にあるマイクのマークをタップして話すと発音の良し悪しを判断してくれます。
発音が悪いと「間違ってるように聴こえます」と表示されます。
ただ、発音のどこが悪いのかなどの詳細は教えてくれないので発音矯正としてはあまり効果的ではないです。
Duolingoをスピーキングの学習目的で利用するのは個人的にオススメしません。
リスニング
Duolingoのリスニング問題は流れてくる音声を聞き取って、適切な語句を選ぶ形式になっています。
聞いた英文を紙に書き起こすディクテーションがアプリで紙とペンなしで効率よく学習できます。
英文が聞き取れない時は亀のマークをタップすると話すスピードがゆっくりになります。
回答を間違えると正しい翻訳が表示されます。
また、他の問題と同じように間違えればライフが減る仕組みです。
翻訳問題
Duolingoでは選択肢の中から適切な英文を選ぶ翻訳問題が学べます。
↑のように選択肢は三択問題になっています。
正解したら「続ける」をタップしましょう。
間違えると正しい訳が表示されるようになってます。
リーディングと同じようにひっかけ問題が多く、油断してると間違えてしまうことがありました。
Duolingoのレベルは簡単すぎる!?
インターネットでDuolingoと検索すると「簡単すぎる」という意見を多く見かけます。
私も実際に利用してみて「簡単すぎる」と感じる部分は確かにありました。
Duolingoはインストールすると初心者か中級者か選べる項目があります。
ここで初心者を選んでしまうと......。
↑のように「男性」を選んでくださいという問題からスタートします。
子供が英語に触れるための問題ならわからなくもないですが中学生の復習としてもさすがに簡単すぎますよね。
簡単すぎると感じた人は「中級者」を選択してスタートするか他のアプリを検討するべきです。
Duolingoの口コミ 評判
学習サプリを利用するのか検討する際に参考にするのは実際に利用した人の意見ですよね。
Duolingoを利用した人の口コミはどうなんでしょうか?Twitterから集めてみました。
Duolingoの口コミ
- Duolingoもう100日ぐらい続いてますが、効果のほどがわかりません。英語上手くなりたい。どんなに落ち込んでいても続いてます。誰も褒めてくれないので自分で言いました!(Twitter)
- NHK Worldの「Easy Japanese」では少し手加減したスピードの日本語が使われてるけど、Duolingo のはそれとは違った、なんだか合成音声(ペッパー君みたいな)のような不自然さを感じるのだ。アクセントに違和感があるのだ。(Twitter)
- Duolingo 始めてみた うーん効果あるのかこれ?w(Twitter)
- duolingo良いけど読み上げが自動音声なのやめてほしい。その点memriseの方が音が綺麗。(Twitter)
- Duolingoで中国語4ヶ月もやってた。まったく話せる気がしない。(Twitter)
↑のような口コミをお見受けすることができます。
口コミには英語以外にもスペイン語と中国語を学んでる人も多かったです。
気になる評判なんですが、英語版の音声が機械的で不自然に感じるという意見を多く見かけました。
私も実際に使ってみて音声に違和感を感じることが多々あったので多くの人が実感していることがわかります。
スペイン語や中国語のように学習できるアプリが少ない言語にはDuolingoは最適だと思います。
ただ、英語の学習アプリは数多く存在しているのでDuolingoで学ぶ必要もないのかな?というのが個人的な感想です。
Duolingoのメリット
Duolingoを実際に使ってみて感じたメリットは、
- アプリだけでなくweb版でも学べる
- ライフが減る仕組みでゲームみたいに学習できる
というのが挙げられます。
メリットについて詳しく説明していきます。
アプリだけでなくweb版でも学べる
Duolingoと言えば学習アプリのイメージが強いですがSafariやGoogle chromeからログインできるweb版にも対応しています。
外出先でのスキマ時間に勉強したい時はスマホのアプリから勉強できて、自宅にいる時はパソコンで学習することも可能です。
また、複数の端末でログインすることも可能なので学習データも引き継いだまま勉強することができます。
ライフが減る仕組みでゲームみたいに学習できる
Duolingoは問題が不正解だとライフが減る仕組みになっています。
ライフが無くなると一からやり直しになってしまうので緊張感を保ちつつゲーム感覚で楽しく学ぶことができます。
教材や参考書だと単純作業になりがちなので学習アプリならではのメリットですね。
Duolingoのデメリット
Duolingoはメリットよりもデメリットのほうが私は多いと感じました。
実際に使ってみてデメリットだと感じた部分を紹介します。
流れてくる音声の発音が悪い
Dulingoは30以上の言語が学べる汎用性の高いアプリです。
ただ、汎用性をよくし過ぎた反面、英語に特化していなくて発音が悪いと感じました。
リスニング問題が自動音声なので発音がとても不自然なんですよね。
亀のマークをタップしてスピードをゆっくりしないと聞き取れない問題がいくつかあります。
多くの人が発音の悪さについて口コミで指摘しているのを見ると、能力の問題ではなくアプリそのものに欠点があるんですよね。
日本人向けに特化していない
Duolingoは冒頭でも紹介しましたが1億人以上のユーザーが利用してる世界的に有名なアプリです。
ただ、英語以外の言語も学べるということが逆にデメリットになっています。
「世界的に大人気」=「日本人が英語を学ぶために特化されていない」という点です。
RとLの発音はネイティブからすると簡単なんですが日本人は難しいと感じる人が多いんですよね。
でも、Duolingoのスピーキング問題は「間違ってるように聴こえます」しか表示されないので詳細がわかりません。
私は日本人向けに作られた英語学習アプリのほうが特化していて使いやすい印象を受けました。
同じような問題が出てくる
英文を日本語訳にする翻訳問題でも紹介しましたが、
- It is her dog.:それは彼女の犬です。
- This is a dog.:これは犬です。
みたいな問題がたくさん出てきます。
つまり、出てくる単語の数が少ないんですよね。
正しい文法を学ぶことはできますが、語彙が増えないというデメリットがあります。
無料なのでコンテンツ量に対して文句は言えないですが、英語が話せるようになるための語彙が少な過ぎるというのが感想です。
問題の数が少ない
Duolingoは飛び級テストを受けると一気にレベルアップできる仕組みなっています。
実は飛び級を使うと全ての問題を1週間以内に終わらすことができるほど問題の数が少ないというデメリットがあります。
無料で気軽に始めることはできますが問題の数が少ないのですぐに他のアプリをインストールしないと上達できなくなってしまいます。
オススメの学習アプリについて
Duolingoを英語学習アプリとして利用するには、
- 出てくる単語の数
- 問題数の少なさ
- 自動音声だから発音が悪い
というデメリットが致命的です。
問題の難易度も低くてすぐに全問終わってしまうんですよね。
他のアプリも使わないと上達できないというのが本音です。
私が使ってるスタディサプリ ENGLISHは、
- 全1680レッスンという膨大な問題の量
- ネイティブが話した英文を使ってる
問題の量も質も申し分ないです。
また、有名な講師の解説動画も見れるので、日本人が間違えやすいところもわかりやすく説明してくれます。
1ヶ月無料キャンペーンも実施しているので試してみる価値は充分にあります。