英文というのは単語帳を見て勉強すれば、
初心者でも英単語を組み合わせるだけで雰囲気は理解できますよね。
今回紹介する「'Tis the season」の「'Tis」は単語帳に載っていないのでわからない人が多いのが現状です。
「'Tis the season」ってどういう意味なんでしょうか?
「'Tis」の意味から説明していきますね。
'tisは英語で「It's」の意味
海外留学ではなく独学で勉強した人からすると、
「'Tis」なんて言葉は単語帳にも例文にも使われてないのでわからないですよね。
実は「'Tis」は「It is」や「It's」の略なんです。
いわゆる短縮形と言われる表現方法です。
「It is」や「It's」の意味は「それの」なので「'Tis」も同じです。
短縮形として代表的な英語には、
- lol
- wtf
- rip
などが挙げられます。
'Tis the season!の意味とは?
「'Tis」は「It is」や「It's」の略だと紹介しました。
じゃあ、単純に直訳して「'Tis the season!」は「その季節」なのか?と言うと違います。
意味
「'Tis the season!:クリスマスがやってきた」
「'Tis the season!」は「クリスマスがやってきた!」という意味になります。
他にも「もうクリスマスだね!」というタイミングでも使えるのでクリスマス当日だけでなく少し前でも使うことがあります。
日本人からするとクリスマスなんてカップルがデートしたりプレゼントを渡す程度の感覚ですよね。
ただ、キリスト教徒が大多数を占めるアメリカからするとクリスマスはキリストの誕生日なので、日本だと年始にお参りする初詣ぐらい神聖な日なんです。
'tisの発音は?
- 「It is」の発音は「イットイズ」
- 「It's」の発音は「イッツ」
というのは義務教育で習うので完璧に覚えている人が大半だと思います。
では短縮形の「'Tis」はなんなのか?と言いますと、
「'Tis 」=「ティズ」
になるんです。
'Tis the season!の使い方
日本のクリスマスは12月下旬になると、やっとチキンやケーキの宣伝がはじまるぐらいなので期間が短いですよね。
「'Tis the season!」なんて言葉は1週間しか使える期間がないんじゃないか?と思ってしまうのも無理はありません。
実はアメリカのクリスマスシーズンは長いんです。
アメリカの「'Tis the season!」は11月4週〜で、
トナカイがたくさんいる雪国のイメージが強いカナダなんかは10月の2週〜クリスマスシーズンに入ります。
北米だと「'Tis the season!」を使う期間が1ヶ月以上もあるんですね。
クリスマスのシーズンが長いということはクリスマスソングが流れる期間も長いということになります。
ある心理学者は「クリスマスソングはプレゼントを買ったり、知人とのパーティを開かなければという気持ちに駆られるから心の健康に悪影響」と語っているほどです。
「'Tis the season」は曲名として使われることがあります。
有名なのは「アンソニー・ハミルトン」の「'Tis the season」という楽曲があります。
カフェで流れてそうなおしゃれな曲です。
ある意味、クリスマス直前〜〜〜今ぐらいの時期って、
1年で一番興味深いというか、
好きなシーズン。と、言えるのかもしれない。おはようございます………!
アンソニー・ハミルトン
'Tis the seasonを聴きながら
まったりする朝。— YUKINE (@YatraYukine) 2015年12月28日
Tis the season!はGoogleのロゴに使われている
2015年12月23日の話なんですがGoogleのロゴが「'Tis the season!」になったことがありました。
どういう意味なのか?検索した人が殺到したみたいですね。
↑の画像が実際に変更された時のロゴです。
文字以外のロゴも不思議な感じなので余計にどういう意味なのか気になりますね。
'Tis the season!をTwitterで検索してみた結果
「'Tis the season!」についてツイートしてる人を探してみました。
☆「Tis」って何?
Tis = It is
会話では使わないですが
画像や看板などで見るので
覚えておくと良いかもです😊この画像は
IT IS THE SEASON
【この季節がやって来た】
の意味✨カボチャの季節🎃🎃 pic.twitter.com/PArqS8dxig
— 英語のそーた (@wn7m32g6uj31k) 2016年10月5日
今日のグーグルトップ画面
Tis the season.
は、It's the season.楽しいシーズンが来た!〔来る!〕という意味だと知りました。
クリスマスもあと少し、お仕事もテンション上げていきたい!— きこりん (@stars_k918) 2017年12月18日
恥ずかしながら、"'Tis the season!"という言葉を初めて知りました。「冬休み(クリスマスシーズン)がやって来た!」という意味なんですね。わくわく。使っていきたいコトバ!
— ヒビノ (@hibino011) 2015年12月22日
'Tis the season to be stompy!🎄🦖🎄 pic.twitter.com/wZTYuVbCCu
— Marshall Julius🎄 (@MarshallJulius) 2018年12月4日
ツイートを見てると、まさに「クリスマスがやってきた!」感がありますね。
’Tis the season to be jolly!とは?
「'Tis the season」に似たような表現として「'Tis the season to be jolly!」というのがあります。
意味は「クリスマスがやってくる!」や「クリスマスがやってきた!」なので同じです。
↑は「'Tis the season to be jolly」という曲なんですがクリスマスシーズンに聞いたことがある人もいるんじゃないでしょうか?
クリスマス感を味わいたい人にオススメの一曲です。
'Tis the seasonの意味と使い方:まとめ
- 「'Tis」は「It is」や「It's」の短縮形
- 「'Tis the season!」は「クリスマスがやってきた!」や「もうクリスマスだね!」という意味
- 「'Tis」の発音は「ティズ」
- 似たような言葉に「'Tis the season to be jolly!」というのがある